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LIFESPAN(ライフスパン) 老いなき世界

アンチエイジングのアフィリエイトをやっていると、「老化」という言葉には、ちょっと敏感になります。
そこで出会った本がこちらです。

【中古】LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界/デビッド・A・シンクレア、マシュー・D・ラプラント、梶山 あゆみ

はじめに より抜粋

自分を絶対に「おばあちゃん」とは呼ばせず、若さを楽しみなさい、若いという感覚を味わい尽くしなさい、というのが口癖の、著者の祖母。
「気持ちの若い」女性で、誰の目にも「いい人生」の典型であるように映っていた祖母の人生にも「老い」が迫ってきた。

彼女が亡くなるまでの最後の10年は、見るもつらいものだった。
祖母の人となりを特徴づけていたはつらつとした活力が、すっかり影をひそめた。

しまいには希望を失い、「仕方がない。こういうものなんだ」とつぶやいた。

人類はかつてないほど長生きするようになった。
だが、より良く生きるようになったかといえば、そうとはいえない。

私たちは不自由な体を抱え、さまざまな病気に苦しめられながら晩年を過ごし、死んでいく。

だが、若くいられる時期をもっと長くできるとしたらどうだろうか?
何歳になっても、時間が刻々と過ぎていくことを気に病まなくていいのだとしたら?
しかもそういう未来が、実際にすぐそこまで迫っているとしたらどうだろうか。

老化は病気。だから治療できる

びっくりです。

誰にでも訪れる、避けて通れないものだという認識があるから、老化が病気だという意見は、まだ納得のいかない人が多いようです。私もまだ、ちゃんと分かったわけではありません。でも、「治る、治す」ものに変わっていくの?

ぜひ第3章を読んでみてください。ワクワクします。

老化を今までのように「仕方ないもの」として、受け入れる必要などないのです。

長寿遺伝子を働かせる方法

間違いなく確実な方法として・・・

「食べる量を減らせ」

がまず一番に出てきます(T_T)

自分自身のコントロールって大切ですね。

サウナで軽いストレスを体に与えるのもよいみたいです。

低タンパク質で野菜中心の食事をされるかたも多いと思いますが、それだけでは寿命を最大限に延ばすことにはならないそうです。

なぜなら、体にとってのストレスを、栄養の面で作っているだけだから。

これでは、長寿遺伝子の持つ力を発揮させるところまでいかないそうです。

運動の効能

長寿遺伝子の持つ力を発揮させるには、物理的なストレスを加える必要があるそうです。例えばそれは運動だったりします。

運動をすると、サーチュインなどの長寿関連の物質が正しい方向に調整されます。

運動によって、遺伝子のスイッチが入り、私たちを細胞レベルで若返らせてくれるのだそうです。

理想の運動強度は、「高強度インターバルトレーニング」なのだそうですけど、

高強度インターバルトレーニングとは

高い負荷の4種類の運動を20秒行い10秒休む
この動作を繰り返す運動。
全体でも8セット、たった4分で完了

まあまあ大変そうです。
きつくても自分を追い込んで、4分間は頑張るという強い意志が求められるトレーニング方法です。

仕事などで忙しいビジネスマンや、家事育児で時間がとりにくい主婦のかたなど「短時間のトレーニングで効果を出したい」という人におすすめトレーニングですね。

老化を治療する薬

その一つとして、

糖尿病治療薬として手ごろな価格で処方されている、メトホルミン。

まだ被験者数が少ないけれど、研究が進められていて認可させようという取り組みが進んでいるようです。

次に、「赤ワインに入っていた!」ということで有名になった、レスベラトロール。
細胞のDNAが損傷しにくくなった研究結果が出ています。

ブドウにしろほかの植物にしろ、ストレスにさらされているものほどレスベラトロールを多量に生成するそうです。

なので自然界から新薬を見つけたいときには、ストレスのたまった生物を探せばいいらしいです。

そして、NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)。
アボカド、ブロッコリー、キャベツなどに含まれている物質です。

研究室の中だけで知られている物質ではなく、私たちの身近にもうあったものだ、と感じました。
本当に、「老化」に対する認識がガラッと変わる扉が、そこに来ているのかもしれません。

山中伸弥教授が突き止めた老化のリセット・スイッチ

2012年のノーベル生理学・医学賞を受賞された、山中伸弥教授とiPS細胞のお話も出てきます。

細胞は、分裂を繰り返したりDNAの損傷を直したりしているうちに、「生物学的な電気信号」に雑音が混じるそうです。
そして私たちが80歳を迎えるころには、元の情報の多くが失われてしまっていることに。

その元データを復元する「訂正装置」が、山中教授たちが発見した、iPS細胞だ、と。

「訂正装置」の訂正とは、分裂や修復の途中でアイデンティティを失っていた細胞が、元の姿を回復するということです。

ニュースで聞くのは、臓器などを移植用に培養できるようになった、といった内容でしたが、老化においても注目の研究成果だったのですね。

思い込みをこえて

老化を「仕方のないもの」として受け入れてしまうのではなく、今や世界中の研究者が取り組んで実現させようとしている、健康寿命を長くする未来。

大切な家族とその未来を私は見たいなと思っています。
そのために、自分に最適な食事や運動や、サプリメントを日課にして続けていこう、と思いました。

少し先の未来で、治せるようになった「老化」を見てみたい、と思っています。

【中古】LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界/デビッド・A・シンクレア、マシュー・D・ラプラント、梶山 あゆみ

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ねろり
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